中古はならし運転はしたほうがいい?

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新車のバイクだと1,000km程度ならし運転はしたほうが良いですが、これは新品パーツの摩擦抵抗をなくすためです。最初のころは金属摩擦によって、マシンが本来のパワーを発揮できていません。これを解消するために最初はスピードを控えて、緩やかなアクセルワークで発進するなど工夫する必要があるわけです。

中古バイクに関しては無理にならす必要はなく、最初から全開にする方は少なくありません。ただ、中古バイクには乗り手の癖がついていますから、なれるまではある程度スピードを抑えるのが得策でしょう。また長期間にわたって乗っていないバイクほど、不具合が発生しやすくなっています。店側でメンテナンスをしっかりと行ってくれていれば問題ないですが、そういう店ばかりとは限りません。

安全に乗るためには、やはり中古マシンにおいてもならし運転はするべきでしょう。十分にならすことでマシンの性能をフルに発揮できますし、何より乗り手が新しいマシンになれるためにも効果的です。マシンによってアクセルワーク、低速トルク、高速の伸びなどの特性は異なるため、最初は無理をせずになれていきましょう。スピードは60km以内で乗るようにして、マシンになれていくのが好ましいです。

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